AP1号 2階 建具塗装・床施工
全4記事まとめ読み
建具クロス重ね塗り(VOL1〜2)→ 床施工(VOL1〜2)の順で読むと流れがわかりやすいです。
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AP1号 2階建具工事
NO.1 / 建具塗装 VOL1
2階和室の建具塗装 VOL1 クロス重ね塗り — AP1号
この記事でわかること
- 古い建具(ふすま・障子枠)へのクロス重ね塗りの可否判断
- 下地処理〜1回目塗装までの段取りと使用塗料の選定
- 養生の範囲設定と「塗り残し」を防ぐ順番のコツ
施工場所: AP1号 2階和室
Seesaa ID: 483917340
難易度: ★★☆
建具塗装 VOL1 の概要
AP1号物件 2階の和室は、入居前から建具(ふすま枠・障子枠・鴨居)の経年劣化が目立ち、塗装によるリフレッシュを選択しました。新品交換と比較して費用を大幅に抑えられる一方、下地処理を怠ると後から塗膜が剥がれる原因になります。VOL1では下地のサンディングから1回目のクロス重ね塗りまでの工程を記録しています。既存塗装の状態確認と密着性を上げるための足付け作業が、仕上がりを左右する最重要ポイントです。
下地処理と足付け作業
STEP 01
既存塗装の状態確認と浮き取り
ふすま枠・障子枠の表面を指で押して塗膜の浮きを確認。剥がれかけた旧塗膜はスクレーパーで完全に除去する。半端に残すと新塗料が乗らず後からめくれる原因になります。
STEP 02
サンドペーパーで全面足付け(#120→#240)
#120で粗く傷をつけ、#240で均す2段階サンディング。光沢のある既存塗装面はとくに念入りに。木目に沿って動かし、ペーパーを目詰まりさせたらすぐ交換。
STEP 03
粉塵除去と養生
ウエスで粉塵を拭き取り、乾いた状態を確認してから養生テープを貼る。床・クロス際・ガラス部は特に丁寧に養生。はみ出しは後から取るより最初に防ぐほうが圧倒的に楽。
STEP 04
1回目塗装(薄塗り)
刷毛は細め(25〜30mm幅)を使用。塗料を少量含ませて木目に沿って均一に薄く延ばす。厚塗りすると垂れや気泡の原因になるため、1回目は「色がのる程度」の薄塗りが原則。
重要ポイント: 鴨居と建具が接触する部分は塗料が厚くなるとスムーズに動かなくなります。接触面は塗布量を抑えて薄塗りにし、乾燥後に動作確認を必ず行うこと。
使用資材リスト
| 資材名 | 規格・仕様 | 用途 | 目安量(和室1室) |
| 水性木部塗料 | 速乾タイプ・白/ベージュ系 | 建具本塗り | 0.3〜0.5L |
| サンドペーパー | #120・#240 各3〜4枚 | 足付け・均し | 各3枚程度 |
| マスキングテープ | 18mm・24mm | 養生 | 各1巻 |
| スクレーパー | 刃幅40〜50mm | 旧塗膜除去 | 1本 |
| 刷毛 | 25〜30mm幅・細目 | 塗装 | 1〜2本 |
| 養生シート | 薄手ポリ | 床・クロス保護 | 適量 |
AP1号 2階建具工事
NO.2 / 建具塗装 VOL2
2階和室の建具塗装 VOL2 仕上げ — AP1号
この記事でわかること
- 2回目塗装(仕上げ塗り)のタイミングと刷毛さばきのポイント
- 塗料の垂れ・刷毛目を消すための最終仕上げ技術
- 養生テープの剥がし方と完成後の動作確認手順
施工場所: AP1号 2階和室
Seesaa ID: 483930530
難易度: ★★☆
建具塗装 VOL2 の概要
VOL1で1回目塗装まで完了したAP1号 2階和室建具の、仕上げ塗りと完成処理を記録した記事です。乾燥時間を十分に置いた後の2回目塗りは、1回目より塗料をわずかに希釈して刷毛目が残りにくい状態で施工します。仕上げ段階では塗装面の垂れや気泡を軽くペーパーで均してから本塗りするのが、プロ同様の仕上がりに近づくコツです。最終的に養生テープを塗料が半乾きのうちに斜めに引いて剥がすことで、きれいなラインが生まれます。
仕上げ塗り工程
STEP 01
1回目塗装の乾燥確認と軽いペーパー掛け
1回目塗装から最低4〜6時間(夏場)または翌日(冬場)以上乾燥させる。指で触って粉が付かない状態を確認後、#400程度の細かいペーパーで微妙な凸凹を均す。削りすぎに注意。
STEP 02
塗料を5〜10%希釈して2回目塗り
水性塗料は水で5〜10%希釈することで流動性が増し、刷毛目が出にくくなる。塗り方向を1回目と直交させることで、筋状の刷毛跡が消える。塗りすぎ(垂れ)に注意しながら均一に仕上げる。
STEP 03
養生テープの剥がし
塗料が完全に乾く前(半乾き)のタイミングでテープを45°の角度で引いて剥がすと、塗膜がテープに引っ張られてきれいなラインが出る。完全乾燥後に剥がすと塗膜ごと取れる場合がある。
STEP 04
建具の動作確認・調整
塗装後24時間以上経ってから建具を取り付けて動作確認。きつい場合はサンドペーパーで当たり面を削り調整。鴨居との接触部は蜜蝋ワックスを薄く塗ると滑りが改善する。
注意: 養生テープを貼りっぱなしで放置すると、糊が残着して後から取れにくくなります。塗装が終わったらできるだけ当日中に剥がすことを心がけてください。特に夏場は糊が溶けて壁や床に残りやすいので注意が必要です。
仕上がりと評価
2回塗りで仕上げた建具は、下塗りのみと比べて色の深み・均一性が格段に向上しました。コスト面では塗料代・養生材込みで1室あたり3,000〜4,000円程度に収まり、新品の建具交換(1本あたり10,000〜30,000円)と比較してコストパフォーマンスは非常に高い施工です。賃貸物件のコスト管理を意識したDIYリノベーションでは、この「塗装によるリフレッシュ」手法は再現性が高く習得する価値があります。
AP1号 2階床施工
NO.3 / 床施工 VOL1
2階床の施工 VOL1 下地・フローリング — AP1号
この記事でわかること
- 既存床の解体・下地状態確認から根太補強まで
- フローリング材の選定基準と捨て張り合板の施工手順
- 1列目(基準ライン)の出し方と継ぎ目のずらし方の原則
施工場所: AP1号 2階各室
Seesaa ID: 484035889
難易度: ★★★
床施工 VOL1 の概要
AP1号物件 2階の床は既存の畳または古いフローリングを撤去し、捨て張り合板を敷いた上に新しいフローリング材を施工しました。2階床は1階天井に直結するため、下地の強度確認と根太の状態チェックが不可欠です。傷んだ根太はこの段階で補修・補強しないと、施工後に床鳴りや沈み込みが発生します。VOL1ではフローリング1列目の設置完了まで、基礎から丁寧に記録しています。
下地確認と捨て張り合板
STEP 01
既存床・根太の状態確認
既存床材撤去後、根太(45mm角が多い)を全本確認。歩いてたわみを感じる部分・目視で腐食が見られる箇所は根太の増設または交換を行う。腐食根太は触るとスカスカで簡単に削れるため見分けやすい。
STEP 02
捨て張り合板の施工(12mm)
根太に対して直交方向に12mm合板(910×1820mm)を配置。根太ピッチ303mmに合わせて根太上にボンド塗布後、フロアステープル(または木ネジ)で固定。合板の継ぎ目は根太上に来るように割り付ける。
STEP 03
基準ライン(1列目)の墨出し
壁から90〜100mm離した位置に基準ラインをチョークラインで出す。部屋が歪んでいる場合は視覚的に目立つ壁を基準にして直角を確認。最初のラインがずれると全体が傾いて見える仕上がりになる。
STEP 04
1列目フローリング設置
捨て張り合板面にボンドをくし目ゴテで塗布し、1列目を雄実(さね)を基準ライン側にして設置。フロアネイルで45°の角度で打ち込む。長さ方向の継ぎ目は303mm以上ずらして千鳥配置にする。
ポイント: フローリング材は施工現場に2〜3日放置して「馴染ませる」ことで木材の含水率が安定します。梱包のまま立て掛けず、必ず横積みにして全面に空気を当てること。この工程を省くと施工後に反りや突き上げが発生します。
フローリング施工 比較表
| 工法 | 特徴 | コスト感 | DIY向き度 |
| 根太直張り(捨て張りなし) | 高さが低くなる・手間が少ない | 低 | △ 根太ピッチが合うこと前提 |
| 捨て張り合板→フローリング | 下地が安定・床鳴りしにくい | 中 | ◎ 推奨 |
| 二重床(OAフロア) | 配線しやすい・防音効果高 | 高 | × 専門技術要 |
| フロアタイル(接着剤のみ) | 施工が最も簡単 | 低〜中 | ◎ 初心者向き |
AP1号 2階床施工
NO.4 / 床施工 VOL2
2階床の施工 VOL2 仕上げ・完成 — AP1号
この記事でわかること
- フローリング残り列の施工と最終列(端材)の処理方法
- 巾木・見切り材の取り付けと最終仕上げ
- 完成後のコスト集計と工期振り返り
施工場所: AP1号 2階各室
Seesaa ID: 484082603
難易度: ★★★
床施工 VOL2 の概要
VOL1で1列目の設置まで完了したAP1号 2階床施工の、2列目以降の施工から完成・片付けまでを記録します。中央部の施工は単純作業ですが、最終列は壁との隙間に合わせたカットが必要で最も難易度が高い工程です。また、フローリング施工完了後の巾木取り付けは仕上がりの印象を大きく左右するため、丁寧に処理します。VOL2完成時点でAP1号の2階各室のリノベーションが一区切りを迎えました。
仕上げ施工工程
STEP 01
2列目〜ラス前列の施工(繰り返し作業)
ボンド塗布→フローリング実組み→フロアネイル打ち込みを繰り返す。雄実を叩いてしっかり噛み合わせるため「当て木」を使うとフローリング材を傷めずに施工できる。継ぎ目のずれ(千鳥配置)を確認しながら進める。
STEP 02
最終列のカットと施工
壁際の最終列は必ずしも定寸に収まらないため、壁の形状に合わせてカットが必要。引き罫書き(スライドさせながら鉛筆でラインをつける)でカット線を出し、丸鋸または引き鋸で切断。最終列は釘が打てない場合が多いため接着剤のみで固定する場合も。
STEP 03
巾木の取り付け
巾木を接着剤と仕上げネジで固定。コーナー部は45°カット(マイターボックス使用)で綺麗に収める。巾木の下端とフローリング面の隙間はコーキングで埋める。色を合わせたコーキングが美観を左右する。
STEP 04
ドア下見切り・床暖房対応見切りの施工
部屋の出入り口(ドア下)には「見切り材」を取り付けて段差を処理する。廊下との高さ差が大きい場合はスロープ型の見切りを選ぶ。ネジで固定後、ドアの開閉が干渉しないか必ず確認する。
AP1号 2階床施工 コスト集計
| 項目 | 仕様 | 費用(概算) | 備考 |
| フローリング材 | 防音12mm 約15㎡分 | 約25,000円 | ロス率15%含む |
| 捨て張り合板 | 12mm 4×8版 ×7枚 | 約7,000円 | — |
| 床用ボンド | 4kg缶 ×2 | 約4,000円 | 余り次回使用 |
| 巾木・見切り材 | 60mm幅 20m分 | 約3,500円 | — |
| フロアネイル・ビス | — | 約1,500円 | — |
| コーキング材ほか | — | 約800円 | — |
| 合計(材料費) | — | 約41,800円 | 職人費用なし |
総評: 2階2室分(約15㎡)のフローリング施工を材料費4万円台で完成させることができました。プロへの依頼なら工賃込みで10万〜15万円程度になる規模の工事です。作業日数は延べ3日間(下地1日・フローリング貼り2日)、1人作業でも十分こなせる規模でした。
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