ホーム 戸建3号リフォーム 水回りリフォーム(008〜015)

📋 戸建3号 Phase 2 / 記事008〜015

水回りDIYリフォーム 完全記録
【在来浴室→UB交換・洗面台・トイレ便器・給排水補修】

👤 DIY父さん(機械設計エンジニア) 📅 第2期 ⏱ 延べ約60時間(水回り全工程)
¥180,000Phase 2 材料費
¥620,000業者見積(参考)
¥440,000節約額
8記事水回り全工程
kodate3-008

浴室リフォーム計画|在来浴室の状態確認とユニットバスへの交換判断基準

戸建3号の最大の工事が「在来タイル浴室からユニットバスへの交換」。DIYでのUB設置は「引渡し完了品(パネル式組み立て)」を選択すれば技術的に可能だが、防水・配管工事が伴うため入念な事前確認が必要。選定したLIXIL アライズの詳細と判断根拠を記録する。

🔧
DIY父さん愛用
オンダ製作所 被覆カポリパイプW 13A 25m + ダブルロックジョイント
架橋ポリ管+ワンタッチ継手のDIY給水配管セット。差し込むだけで漏水知らず。
¥8,000〜
このPhaseの最大ポイント: 在来浴室→UBへの交換は戸建DIYで最高の費用対効果。業者見積¥350,000〜450,000に対してDIY材料費は約¥120,000(UB本体+工材)。ただし防水工事と配管は要注意。

ユニットバス選定比較表(1116サイズ)

メーカー・品番定価仕入れ価格目安特徴選定
LIXIL アライズ Bタイプ 1116¥840,000¥85,000〜¥110,000DIY向けマニュアル充実・部材精度高い採用
TOTO サザナ 1116¥890,000¥90,000〜¥120,000品質最高・床の掃除しやすさ◎候補
Panasonic オフローラ 1116¥750,000¥75,000〜¥95,000価格優位・デザイン○候補
ユニットバス仕入れの現実: 定価の10〜15%が水回り専門商社(住設業者)での仕入れ相場。一般消費者でもネット購入(楽天・工事費別商品)で20〜25%程度で購入可能。今回は住設商社から定価の13%で仕入れ(約¥110,000)。工事費別売りの商品を選ぶことがDIYの前提条件。

既存浴室の解体可否チェック(4項目)

確認項目内容戸建3号の状態判定
浴室開口部サイズUB設置に必要な開口(ドアを取った状態)の確認750mm以上確保済み搬入OK
床下の高さ(根太上)UB架台設置に必要な床下高さ(300mm以上)450mm(余裕あり)OK
排水位置既存排水管位置とUB排水口の位置合わせずれあり(45mm調整必要)配管延長で対応
給湯器の接続方式追い焚き機能対応(往き・戻り管の本数)給湯専用(追い焚きなし)OK(UBのシャワー+バス給湯のみ)
kodate3-009

在来浴室の撤去|タイル剥がし・防水層確認・配管位置の調整

在来浴室の撤去は「タイル剥がし→防水モルタル撤去→床スラブの状態確認→配管位置の確認・調整」の流れで進む。特にタイル剥がしは粉塵が大量に出るため、近隣への配慮と防塵対策が重要。作業は3日間(延べ18時間)かかった。

在来浴室撤去 5ステップ

  1. 養生・防塵対策(近隣・室内) 浴室出入口をビニールシートで完全密閉。窓には養生テープ+マスカー。近隣に作業日程を事前連絡(電動工具使用のため)。作業者はN95マスク・保護眼鏡・防塵ツナギ着用必須。タイル粉塵は非常に細かく、換気扇だけでは不十分なため仮設排気ファンも設置。
  2. タイルの剥離(電動ハンマー使用) 電動ハンマー(マキタ HM0810T)にたがね(幅75mm)を装着してタイルを剥離。壁タイルは上から下へ、床タイルは端から中央へ剥がす。電動ハンマーの衝撃で防水層まで傷めないよう、力加減を調整しながら作業。廃材は45Lポリ袋に小分けして搬出(タイルは重いため一袋15kg以内に)。
  3. 防水モルタル・下地の撤去 タイル撤去後に残った防水モルタル層を電動ハンマーで撤去。木造戸建の在来浴室は「コンクリートスラブ」ではなく「木下地+防水シート+モルタル」の構成が多い。木下地の状態(腐れ・カビ)を確認し、問題があれば交換する。
  4. 配管位置の確認・調整 既存の排水管位置を計測し、UBの排水口位置とのズレを確認(今回は45mmずれ)。VP管(排水管)をカットして延長ソケット+エルボを使って位置を合わせる。給水・給湯管の接続位置もUBの仕様書と照合して、必要に応じて延長または短縮する。
  5. 木下地の補修・防カビ処理 浴室周囲の木下地(土台・柱・根太)に防カビ・防腐剤(キシラデコール)を塗布。腐れが確認された箇所(根太1本)は新材(ヒノキ45×105)に交換。UBを設置した後は点検不可になるため、この段階で徹底的に補修しておく。
産廃の注意: 在来浴室のタイルは「がれき類」として産廃処理が必要な場合がある。自治体によって扱いが異なるため、搬入前に処理場に確認する。戸建3号では自治体の一般廃棄物処理場で受け入れ可能だったが、持ち込み量に制限があったため3回に分けて搬入した。
kodate3-010

ユニットバス組み立て|LIXIL アライズ 1116の搬入から組み立て完了まで

UBの組み立ては「専用マニュアル通りに進めれば未経験でもできる」工程。最大の難所は防水パン(床)の設置と壁パネルの建て込み。2人作業で延べ12時間(2日間)で完了した全手順を記録する。

UB組み立て 6ステップ

  1. 架台・防水パンの設置 付属の架台を組み立て、水平を確認してから防水パン(床)を設置。水平器で4コーナーを計測し、架台の脚を調整して±1mm以内の水平を出す。水平が取れていないとパネルのつなぎ目に隙間が生じるため最重要工程。
  2. 排水トラップ・排水管の接続 防水パンの排水口にUB付属の排水トラップを接続し、既存排水管(延長済み)に接続。接続部はVP管用接着剤でしっかり固定し、接続部の水密性を確認(後で確認できなくなるため重要)。
  3. 壁パネルの建て込み(4面) マニュアルの順番通りにパネルを建て込む(基本は奥→横→手前の順)。パネル同士の接合部はシリコン(付属品)を均一に塗布してから重ね合わせる。パネルの上下・左右の合いマークを確認しながら慎重に組み立てる。高さ調整ボルトで壁パネルの鉛直を調整。
  4. 給水・給湯管の接続(水栓・シャワー) 壁パネルに開けられた穴から給水・給湯管を接続。フレキ管(蛇腹管)を使ってUBの水栓金具と既存配管を接続。止水後に通水確認(メーターの数字確認)を行い、漏水がないことを確認してから次工程へ。
  5. 天井パネル・照明・換気扇の取り付け 天井パネルを最後に設置。照明は付属のLEDユニット、換気扇は別途購入(松下電工 FY-08PD9)を取り付け。換気扇の外部ダクトは既存のダクト穴を流用。照明スイッチ・換気扇スイッチの配線は電気工事士資格が必要なため、別途電気工事業者に依頼(分電盤工事と同時施工)。
  6. ドア取り付け・コーキング仕上げ 折れ戸(付属品)を取り付け、開閉確認。最後に壁パネルと既存壁の取り合い部・床との取り合い部に変成シリコンコーキングを打ち、ヘラで均して完成。コーキングが乾燥する前に余分はスポンジで拭き取る。
🛁
浴室リフォームに採用
LIXIL ユニットバス アライズ Bタイプ(工事費別)
組み立てマニュアルが充実しており、未経験でもDIY施工が可能。1116サイズで2人世帯に最適。部材精度が高くパネルのズレが少ない。
Amazonで確認する →
kodate3-011

洗面台交換|LIXIL Piara W600の搬入・給排水接続・壁クロス処理

洗面台交換はUBより作業が単純で、初めての水回りDIYに向いた工程。既存洗面台の撤去→給排水の接続確認→新規洗面台の設置・配管接続→壁のクロス補修の流れで進む。延べ4時間で完了。

洗面台選定比較(W600:3メーカー)

メーカー・品番実勢価格特徴DIY施工選定
LIXIL Piara W600(MDB-60Y)¥38,000〜¥45,000水ハネ少ない・掃除しやすい・収納◎○給排水接続のみ採用
TOTO Vシリーズ W600¥42,000〜¥52,000ほこりたまりにくい・セラミックシンク候補
パナソニック シーライン W600¥35,000〜¥42,000価格優位・機能標準候補

洗面台交換 4ステップ

  1. 既存洗面台の撤去 止水栓を閉じてから給水・給湯管の接続を解除(モンキーレンチ使用)。次に排水管の接続を外す(Sトラップのナットを緩める)。洗面台本体を壁から固定しているビスを外して取り出す。古い洗面台は重いため2人作業が安全。
  2. 給排水の確認・必要に応じて補修 既存の止水栓・給水管の状態を確認。サビ・腐食がある場合はこのタイミングで交換(止水栓の交換はDIY可能)。排水管の高さが新規洗面台と合わない場合はVP管の延長・短縮で調整する。
  3. 新規洗面台の設置・配管接続 洗面台を設置位置に置き、給水・給湯管をフレキ管で止水栓に接続。排水はSトラップを洗面台側に接続してから排水管に差し込み、ナットで固定。通水テスト(全開して漏れ確認)後、洗面台を壁にビス固定。
  4. 壁クロス補修・コーキング仕上げ 撤去した洗面台の跡にクロスの剥がれや汚れがある場合はパテ→クロス補修を実施。洗面台と壁の取り合い部に変成シリコンコーキングを打ち、水密性を確保して完成。鏡・タオルリング等の小物は最後に取り付ける。
🚿
洗面台に採用
LIXIL Piara W600(MDB-60Y)工事費別
水ハネが少ないシンク形状と使いやすい収納で賃貸物件向けに最適。「工事費別」品を選ぶとDIY施工が前提の仕様になる。
Amazonで確認する →
kodate3-012

トイレ便器交換・ウォシュレット設置|TOTO CS232BP+TCF6621の設置手順

戸建3号のトイレはAP1号と同じTOTO CS232BP(便器)+TCF6621(ウォシュレット)を採用。AP1号での施工経験があるため作業は2時間で完了。フランジ芯距離の計測から取り付けまでの手順を記録する。

フランジ芯距離確認(最重要工程)

確認項目計測方法戸建3号の実測値TOTO CS232BP対応範囲
フランジ芯〜後壁距離メジャーで壁面から排水管中心まで200mm120〜205mmに対応
フランジの高さ(床面からの出)床面からフランジ上端まで0mm(床面と面一)OK(調整不要)
止水栓の位置壁面または床面からの位置左壁面から150mmフレキ管で接続OK

便器交換 4ステップ

  1. 既存便器の撤去(止水→水抜き→ナット外し) 止水栓を閉じて給水を止め、タンクのフタを開けて残水をバケツで汲み出す。タンクと便器を固定するナットを外し、タンクを取り外す。便器本体はフランジの固定ナット(左右2本)を外して持ち上げる。フランジ周囲のガスケット(パッキン)を清掃する。
  2. 新規便器の仮置き・フランジ固定 新規ガスケット(付属品)をフランジに置き、便器を仮置きして位置を確認。後壁との隙間・床の水平を確認後、フランジボルト(左右)に便器を通してナットで固定。締め付けは手締め+1/4回転まで(過締めは便器破損の原因)。
  3. タンク取り付け・給水接続 便器にタンクを乗せてボルト固定後、止水栓からフレキ管でタンクの給水口に接続。止水栓を徐々に開いてタンクに水を貯め、満水になったらフロートバルブが確実に止水することを確認。接続部からの漏れがないことをチェック。
  4. ウォシュレット設置・通電確認 TOTO TCA315(分岐水栓)を止水栓に取り付け、TCF6621をCS232BPに固定。分岐水栓からウォシュレットへの給水管を接続後、コンセントに差し込んで動作確認。おしり洗浄・乾燥・着座検知が正常に動作することを確認。
🚽
トイレに採用(AP1号と同型)
TOTO CS232BP(便器)+TCF6621(ウォシュレット)セット
フランジ芯200mmの一般的な住宅標準品。DIY施工例が多くトラブル情報も豊富。ウォシュレットはコンセントがある場所なら後付け可能。
Amazonで確認する →
kodate3-013〜015

給排水配管補修・キッチン設備・水回り完成レポート(3記事まとめ)

浴室・洗面・トイレの主要工事完了後の補足工程と水回り全体の完成レポート。給排水配管の部分補修(013)・キッチン設備の確認とコンロ交換(014)・全水回り工事の費用内訳と正直評価(015)をまとめる。

水回り工事 費用内訳(Phase 2 全体)

項目数量単価小計
ユニットバス LIXIL アライズ 11161式¥110,000¥110,000
洗面台 LIXIL Piara W6001式¥40,000¥40,000
トイレ便器 TOTO CS232BP1式¥12,000¥12,000
ウォシュレット TOTO TCF66211式¥18,000¥18,000
給排水配管部材(フレキ管・継手等)一式¥8,000
キッチンコンロ交換(リンナイ)1式¥18,000¥18,000
シリコン・パッキン等消耗品一式¥4,000
Phase 2 合計¥210,000
当初予算¥180,000 → 実績¥210,000(+¥30,000): 超過の主な理由は、UBの搬入時にトラックチャーター費(¥15,000)と、分電盤工事業者への追加依頼(照明・スイッチ配線延長で¥15,000追加)。UBは大型・重量物のため、自力搬入が難しい場合の運搬コストを予算に含めておく必要がある。

水回りPhase 2 完成評価

評価項目評価コメント
UB施工品質◎ 漏水なし・パネル隙間なし組み立てマニュアル通りに施工した結果、初施工でも問題なし。2人作業が必須。
費用節約◎ 約¥410,000節約業者見積¥620,000 vs DIY¥210,000(電気工事業者依頼分含む)
工期△ 計画比+10日UBの搬入待ち・電気工事業者待ちで計画より10日延長
トイレ施工◎ AP1号経験が活きた2回目の施工で作業時間が1/2に短縮。経験値の重要性を実感。
Phase 3「内装仕上げ」へ →

🛒 中古物件 水回りリフォーム 材料

🛒
この記事で使った材料・工具まとめ
実際に使用した材料のAmazonリンク一覧
🚿
ウォシュレット
トイレ交換時の必需品
🚽
トイレ便器
排水芯200mm対応が標準
🪥
洗面化粧台
幅750mmが標準サイズ
💡
LED照明
全室LED化で電気代削減
🏠
壁紙クロス(のり付き)
サンゲツのり付きが施工しやすい
🟫
クッションフロア
トイレ・洗面の床材定番
🎨
キシラデコール(防腐塗料)
屋外木材の防腐定番
🚰
混合水栓
水栓交換でキッチンが見違える
🪵
根太材
床下地の骨組み
🎨
木部防腐剤
土台・束柱の防腐処理
🔲
壁用パテ
クロス下地の必需品
🧱
インスタントモルタル
束石固定・補修に
⚙️ 水回りリフォームの計画相談

「キッチン・浴室・トイレの水回りを一括DIYしたい。順序と費用は?」
機械設計エンジニアが水回り改修計画の全体像を整理します

水回りリフォームは「止水→撤去→配管→設置」の順序が重要です。
DIY可能な範囲の判断・業者との費用比較・工程計画の立案をサポートします。

水回りリフォーム相談はこちら →

※ 内容によりお断りする場合があります。まずはお気軽にご連絡ください。

戸建3号 Phase 2 水回りリフォーム(008〜015)
← Phase 1 調査・計画 戸建3号ハブへ Phase 3 内装 →
💼 DIY設計で迷っていませんか?
機械設計エンジニアがあなたのDIYプランを診断。構造・材料・工程の疑問をプロ視点で解決します。
📐 DIY有料相談の詳細を見る →

🔧 この記事のテーマで使えるアイテム

同等品・代替品をカテゴリ別に一覧化しました。機械設計エンジニア目線で実作業に耐えるグレードをピックアップ。

外壁塗料(シリコン・フッ素)
屋根防水材
内装クロス(生のり付き)
フローリング(上張り用)

※ Amazonアソシエイト/楽天アフィリエイトのリンクです。購入時に当サイトに紹介料が入る場合があります。