ホーム 戸建3号リフォーム 内装仕上げ(016〜022)

📋 戸建3号 Phase 3 / 記事016〜022

内装仕上げDIYリフォーム 完全記録
【全室クロス・CF張り替え・建具補修・LED照明交換】

👤 DIY父さん(機械設計エンジニア) 📅 第3期 ⏱ 延べ約50時間(内装全工程)
¥120,000材料費
約50時間延べ作業時間
7記事内装全工程
全室完成賃貸仕様
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全室クロス選定・発注|賃貸向けクロス選定4軸評価基準(耐久性・防カビ・施工性・コスト)

内装仕上げのフェーズに入り、最初の判断がクロス(壁紙)の選定。賃貸物件では「耐久性」「防カビ性能」「施工性」「コスト」の4軸で合理的に判断することが鉄則。デザインは二次要素であり、入居者の長期入居を促す「清潔感」と「管理コスト最小化」が選定基準の核心となる。

Phase 3 のポイント: 水回り工事が完成した状態で内装仕上げに着手。全室クロス+CF+建具補修+照明交換を一気通貫で施工することで、足場の重複を防ぎ作業効率を最大化する。クロスは廃番リスクを考慮して一括発注が基本。

賃貸向けクロス 4軸評価基準

評価軸 重視する理由 最低ライン
耐久性 賃貸入居者は手荒な扱いをする可能性がある。張り替えサイクルを伸ばすことがコスト最小化につながる JIS規格 表面強度グレード3以上
防カビ性能 水回り周辺・北側居室のカビ再発防止。カビ発生はクレームの最大要因であり、入居者退去の直接原因になる 防カビ・抗菌加工品(JIS Z 2801準拠)
施工性 DIY施工の場合、伸縮率が高いクロスは柄合わせが難しく廃材が増える。のり付け後の作業時間(オープンタイム)も重要 のり付け後10分以内に施工可能な製品
コスト 賃貸リフォームは投資回収前提。材料費が高くなりすぎると賃料回収期間が延びる 標準居室:1,000〜1,500円/m²以内

候補3製品の比較表

製品 単価(/m) 耐久性 防カビ 施工性 採用判定
サンゲツ RE-7526 ¥280/m ◎ 表面強度4 ○ 標準防カビ ◎ 伸縮率低・貼りやすい 標準居室 採用
サンゲツ RE-7543(消臭付き) ¥320/m ◎ 表面強度4 ◎ 強化防カビ+消臭 ◎ 貼りやすい コスト高・水回り限定で検討
ホームセンター汎用品 ¥150/m △ 表面強度2 △ 防カビなし ○ 可(ただし伸縮大) 不採用(耐久性・防カビ不足)
最終採用決定: 標準居室にはサンゲツ RE-7526、水回り(洗面・トイレ・脱衣)にはRE-7843(強化防カビ・汚れ防止タイプ)を採用。消臭機能は水回りのみ必要と判断し、居室への RE-7543 適用はコスト増に見合わないと判断した。

発注量の計算式

発注量の基本式:
発注量(m) = 壁面積(m²) × 1.2 ÷ クロス幅(0.92m) × ロス係数(1.1)

壁面積は「壁の高さ × 周囲長さ − 開口部(窓・ドア)面積」で算出。ロス係数1.2は一般的な無地クロスの基準値。柄物クロスはリピート長さによって1.3〜1.5倍まで増加するため要注意。今回は全室無地・石目調で統一し、ロス率1.2で一括計算した。

戸建3号の合計発注量: 全室壁面積 約186m² → 発注量 約243m(余裕を見て250m発注)
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LDKクロス施工|大面積施工・コーナー処理・エアコン配管廻り

LDK 20m²(天井高2.4m)のクロス施工は今回の内装工事で最大の単一作業。大面積ゆえにのり付け機の使用が必須であり、コーナー処理とエアコン配管廻りのカット精度が仕上がりを左右する。延べ2日(約16時間)で完了した工程を詳細に記録する。

LDK施工の最難関: エアコン配管廻りの円弧カットは「欠けると見た目で一発でわかる箇所」。失敗ロスを最小化するため、型紙を使った事前確認が必須。コーナー処理は出隅(凸コーナー)と入隅(凹コーナー)で手順が異なる。

糊付け機(クロス糊付け機)の使い方

糊付け機の重要性: クロス幅92cmを手作業で均一に糊付けすることは非常に難しい。レンタル糊付け機(タジマ DP-01など)を使用すれば、均一な糊厚で連続施工が可能。1日レンタル料¥1,500〜2,000程度。LDKのような大面積では作業効率が3倍以上向上する。糊は「でんぷん糊」でなく「合成のり(アドバンテージ)」を使用。乾燥後の剥がしやすさが賃貸向け再施工に有利。

LDKクロス施工 4ステップ

  1. 下地処理・養生・割り付け確認 既存クロスを全面剥離し、裏紙が残った箇所はスプレーで湿らせてスクレーパーで除去。下地(石膏ボード)の傷・釘穴はパテ(ジョイントコンパウンド)で埋めてサンドペーパー(#120)で均す。エアコン・コンセント・スイッチプレートは事前に取り外して養生。壁面の長さを計測してクロスの割り付け(継ぎ目位置)を決定し、1枚目を貼る位置を鉛筆で墨出し。
  2. 糊付け・カット・折りたたみ(クロス準備) クロスを必要長さ(天井高+10cm)にカットし、糊付け機に通して均一に糊付け。糊付け後は「蛇腹折り(アコーディオン折り)」にして5〜10分オープンタイムを取る。この間に次のクロスのカット準備を並行して行う。オープンタイムが不足すると糊が馴染まず施工後に浮きが生じるため厳守。
  3. 貼り付け・継ぎ目処理・コーナー処理 墨出し線に合わせて1枚目を貼り、なでバケ(ローラー)で空気を抜きながら圧着。継ぎ目は「重ね切り(ダブルカット)」で処理:2枚のクロスを5mm重ねて貼り、定規を当てて一気にカット。上下のカット端はローラーで圧着しシーム処理。出隅(外コーナー)は継ぎ目なく折り返し、入隅(内コーナー)は重ね切りで処理。コーナーの直角精度が低い場合は「コーナービード(L字金物)」を使って見切り処理。
  4. エアコン配管廻りのカット処理(円弧カット) エアコン配管穴(直径70mm)廻りのカットは「型紙(ダンボール)で形状を写し取り→クロスに転写→切り抜き」の順で進める。配管カバーを取り付けた状態でクロスを貼ると見切りになるため、配管カバーを一旦外してクロスを貼ってから再取り付けが基本。カット線は「Rカット(半円弧)」で処理し、直線カットよりも仕上がりがきれいになる。最後にコンセント・スイッチ位置のカットを行い、プレートを戻して完成。
天井クロスの注意: LDKの天井(約20m²)は足場なしでの施工が困難なため、スキャフォールディング(簡易足場台)を使用。天井クロスは重力に逆らって貼るため、のり付け後のオープンタイムを標準より2〜3分長めにとる(糊が流れ落ちる前に接着させるため)。2人作業が必須。1人が支え、1人がなでバケで押さえる役割分担で進める。
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居室クロス施工(和室含む)|和洋室転換・砂壁対応

洋室3室(LDKを除く)+和室1室(6畳)のクロス施工。最大の難所は和室の砂壁へのクロス施工で、AP1号の改修で得た砂壁対応の知見(シーラー固化法)を今回も適用。砂壁の状態によってシーラーのみ対応か、パテ増し張りが必要かを判断する手順を解説する。

AP1号での経験が活きる: AP1号の改修で砂壁へのクロス施工を初体験。シーラーのみで固化が不十分だった箇所では施工後2ヶ月でクロスが浮いてきた失敗を経験。今回は最初からシーラー+パテの二重対応で確実に下地を作る。

砂壁の状態確認と対応判断フロー

砂壁の状態 判断基準 対応方法 費用感
状態良好(固化している) 指で触ってもほとんど砂が落ちない・変色なし シーラー塗布のみ(1〜2回)でクロス施工可 ¥2,000〜3,000/室
劣化(表面ボロボロ) 触ると砂が大量に落ちる・部分的な剥離あり シーラー固化→乾燥→パテ塗布(2〜3mm厚)→クロス施工 ¥5,000〜8,000/室
ひどい剥離・腐れ 砂壁ごと剥落している・カビ臭・腐れ 砂壁を撤去して石膏ボード貼り直し(大工工事推奨) ¥20,000〜/室(大工費込み)

和室6畳 砂壁対応 4ステップ(戸建3号での施工)

  1. シーラー塗布による砂壁固化(ヤヨイ化学 ハイシーラーAD) ヤヨイ化学「ハイシーラーAD」を希釈率に従って調整し(原液:水=1:1)、ローラーで全面に均一に塗布。砂壁は吸い込みが激しいため、1回塗りでは固化不足になりやすい。今回は2回塗り(1回目乾燥後に2回目)を採用。乾燥時間は夏季で約4時間/回、冬季は8時間以上。ハイシーラーADは旧来のシーラーより固化力が高く、表面が均一に硬化する。
  2. 固化状態の確認・局所的な剥離部の補修 シーラー完全乾燥後、全面を手で触って固化状態を確認。砂が落ちる箇所や凹凸が大きい箇所はマーキング。局所的な剥離・穴はポリマーセメント系補修材(ヤヨイ化学 ウォールパッチ)で埋めて乾燥させる。腰壁との境(幅木廻り)は特に剥離しやすいため重点確認。
  3. パテ処理(下地均し) 砂壁の凹凸をならすために石膏系パテ(ヤヨイ化学 パテライトV)を全面に塗布(2〜3mm厚)。パテは「薄く広く」をモットーに、金ゴテで均一に塗り広げる。乾燥後(約6時間)にサンドペーパー(#120→#240)で表面を均す。パテ研磨の際は粉塵が大量に出るためマスク・ゴーグル着用、部屋のビニール養生必須。今回の和室6畳ではパテ材2kg使用。
  4. クロス施工(洋室と同様の手順) パテ処理が完了した下地に、標準居室と同じ手順でサンゲツ RE-7526 を施工。和室から洋室への転換のため、鴨居・長押(なげし)廻りの見切りが重要。長押はサンダー(オービタル)で旧塗装を除去し、水性ウレタンペイント(オフホワイト)で塗装してクロスと色を合わせた。鴨居は上吊り引戸への交換を予定しているため、この時点では既存鴨居を残してクロスで巻き込む形で処理。
ヤヨイ化学 ハイシーラーADの選択理由: 砂壁シーラーにはさまざまな製品があるが、ハイシーラーADは「固化力の高さ」と「乾燥後の均一性」が現場職人からも高く評価されている。AP1号では安価なホームセンター品を使用して失敗した経験から、今回はプロ用製品を選択。価格差(約¥500/缶)よりもリカバリーコストの方が遥かに高くなるため、シーラーは品質重視が合理的。
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CF全室張り替え|LDK・居室・廊下の一括施工

クロス施工完了後、次の工程はクッションフロア(CF)の全室張り替え。LDK・洋室3室・廊下を一括で施工。施工順序の合理化(廊下→各室)と継ぎ目処理の精度が長期耐久性に直結する。東リ フロアリューム(石目調・2m幅)を採用した選定理由と全手順を記録する。

CF製品選定:東リ フロアリューム 採用理由

評価項目 東リ フロアリューム(石目調) 評価
2m幅(182cm) ◎ 一般的な居室幅に継ぎ目なし
デザイン 石目調(グレーベージュ) ◎ 賃貸向けの清潔感・汚れが目立ちにくい
耐久性 表面強化処理・耐摩耗グレードB ◎ 一般住宅用途で十分
価格 ¥1,200〜1,500/m(1m単位) ○ やや高め(品質相応)
DIY施工性 適度な硬さで扱いやすい・伸縮少ない ◎ 初心者にも施工しやすい

CF施工 施工順序(廊下→各室)の理由

廊下を最初に施工する理由: 廊下は各室への動線であり、各室の施工作業中に頻繁に通行する。廊下のCFを最後に施工すると、施工作業中に廊下の既存床が傷む可能性がある。逆に廊下を最初に仕上げることで、以降の各室施工時の移動で廊下CFを傷つけないよう養生(プラダン)を敷けば両立できる。各室は「奥の部屋から手前」の順で施工し、乾燥待ちに別室作業を並行させて効率化。

CF張り替え 5ステップ

  1. 既存CF・巾木の撤去と下地確認 既存CFの端(巾木際)からカッターを差し込み、全面を剥がす。接着剤が残っている場合はスクレーパーとシンナーで除去。下地(合板・コンクリート)の状態確認:凸凹・釘の飛び出し・腐れをチェック。釘はポンチで打ち込み、凹凸はセルフレベリング材(水平出し)または合板の増し張りで対応。今回は全室合板下地で概ね良好。一部に水染みがあった箇所は合板(5.5mm)の部分張り替えで対応。
  2. CF仮貼り・サイズ合わせ 接着剤なしでCFを広げ、部屋の形に合わせて大まかにカット(壁から5〜10cm大きめ)。入り隅(コーナー)に合わせてカットを入れながら平らに敷く。エアコン配管・暖房機器・設備廻りは型紙を使って形状を写し取り、CFに転写してカット。全面を仮置きした状態で「壁際の隙間なし」「継ぎ目位置(2枚以上使う場合)の確認」を行ってからはがして接着工程へ。
  3. 接着剤塗布(半分ずつ施工) CFを半分折り返し、下地側に専用CF用接着剤(東リ ベンリダイン)をクシ目ゴテで均一に塗布。オープンタイム(5〜10分)を取って指触乾燥を確認後、CFを戻して圧着。圧着ローラー(60cm幅)で空気を抜きながら全面を転圧。残り半分も同様に施工。接着剤のはみ出しはすぐに拭き取る(乾燥すると除去困難)。
  4. 継ぎ目のダブルカット処理 2枚のCFを継ぐ場合は「ダブルカット(重ね切り)」で精度の高い継ぎ目を作る。2枚のCFを50mm重ね合わせ、定規を当てて一気にカット(下まで切り込む)。上下それぞれのカット端を接着して圧着。継ぎ目には「シームシーラー(東リ)」を細く塗布して水分の浸入を防ぐ。継ぎ目が壁際や家具の下に来るよう割り付けると目立ちにくい。
  5. 巾木の取り付け・最終仕上げ CFの端をカッター(定規使用)で壁際ぴったりにカット。新規巾木(PVC製ソフト巾木 60mm幅)を巾木用接着剤で貼り付け。コーナー部(入隅・出隅)の巾木処理は「コーナーキャップ(専用部材)」を使うと仕上がりがきれいになる。全室完了後、養生テープの撤去・清掃を行い、24時間は重いものを置かない(接着剤の完全硬化待ち)。
CF施工で多いトラブル:「浮き」と「しわ」: 浮きの原因は「オープンタイム不足(接着剤が生乾きのまま貼った)」または「圧着不足」。しわの原因は「CF を引っ張りながら貼った(緊張状態で施工)」こと。CFは自然な状態で置いてから貼ることが鉄則。浮きが生じた場合は「注射器型接着剤注入器」で補修できるが、作業は初回施工時の確実な圧着で防ぐのが最善策。
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建具補修・塗装・全室LED照明交換(2記事まとめ)

クロス・CF施工完了後の建具(ドア・引戸・押入れ扉)の補修と塗装、および全室の照明器具をLEDシーリングに交換する工程。建具補修は「症状別の対処法の選択」が重要で、塗装は水性ウレタンペイントを使った刷毛塗り仕上げ。照明のLED化は電気工事士資格が不要なシーリングライト交換のみに限定する。

建具補修 症状別対処表

症状 原因 対処方法 難易度
表面の傷・へこみ(5mm以内) 入居者の日常的な打撲・引掻き 木工パテ(ポリパテ)で充填→サンドペーパー均し→塗装で目消し 低(DIY可)
ドア下端の腐れ・水染み トイレ・洗面廻りの湿気・結露水 腐れ部分をノミで除去→エポキシ木部補修材(セメダイン EP001N)充填→塗装 中(慎重な作業要)
建具の反り・開閉不良 木製建具の吸湿による変形 蝶番の調整(縦位置・横位置のシム調整)→改善なければ建具の平面矯正(重し+乾燥)または交換 中〜高(状態による)

ドア塗装(水性ウレタンペイント オフホワイト)

塗装材料の選択: 建具塗装には「水性ウレタンペイント」を選択。油性ペイントより臭いが少なく、乾燥後は硬化して耐傷性・耐汚性が高い。色はオフホワイト(ホワイト100%より温かみがある)を選択し、クロスの石目調と調和させた。塗装手順:①サンダーで旧塗膜を均す(#120)→②水性プライマー1回塗り→③本塗り1回目(薄め)→④乾燥2時間→⑤本塗り2回目(仕上げ)。刷毛はナイロン製の水性用刷毛を使用。ローラー塗りはオレンジピール(ゆず肌)になりやすいため建具には不向き。

照明交換内容一覧

場所 旧照明 新照明(LED) 消費電力削減
LDK(20m²) 蛍光灯シーリング 80W LEDシーリング 調光・調色 相当80W型(18W) 62W削減
洋室(6畳)×3室 蛍光灯シーリング 32W LEDシーリング 相当32W型(8W)×3 72W削減(3室計)
廊下・脱衣室 蛍光灯直付け 20W LED直付け 相当20W型(6W)×2 28W削減
トイレ 白熱球 60W LED電球 E26 相当60W型(7W) 53W削減
合計削減電力 約215W削減
LED化の電気代節約効果(概算):
削減電力215W × 1日8時間点灯 × 30日 × 電気代単価¥30/kWh
= 215W × 8h × 30日 / 1000 × ¥30
= 約¥1,548/月(年間約¥18,600)の節約

LED交換費用は全室合計約¥25,000のため、1.3年で回収完了。入居者の電気代軽減効果は賃貸競争力の向上にも寄与する。
電気工事士資格が必要な作業: シーリングライトのシーリングアダプター(ローゼット)への取り付けは無資格で可能。しかし「ダウンライトの新設・増設」「スイッチの移設・増設」「配線の延長」は電気工事士資格が必要。今回は既存器具の交換(シーリングライト→シーリングライト)のみに限定し、無資格作業の範囲内で完結させた。
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内装完成チェック|クロス・CF・建具・設備の仕上がり確認表

全内装工程完了後の最終チェック。賃貸物件引き渡し前の検査として、クロス・CF・建具・照明・設備廻りを体系的に確認する。10項目のチェックリストと、実際に発見した不良3件の補修内容を記録する。「自分の目では見えていなかったミス」を発見するための第三者視点確認の重要性を解説する。

内装仕上がり確認チェックリスト(10項目)

# 確認項目 確認方法 判定基準 結果
1 クロスの浮き・剥がれ 全面を手のひらで押して確認。斜光(懐中電灯を斜めに当てる)で浮きを視覚化 浮き・剥がれゼロ。継ぎ目の段差1mm以内 合格(不良1件→補修)
2 クロスの継ぎ目処理 継ぎ目に指を当てて段差・隙間確認。色の統一性も確認 段差・隙間なし。シームの色がクロス本体と一致 合格
3 コーナー部の仕上がり 入隅・出隅を視覚と触覚で確認。クロスの角の折れがないか 角に隙間なし・折れなし。コーキングの均一性 合格
4 CFの浮き・しわ 全面を足で踏みながら歩行して浮きを触覚確認。斜光で視覚確認 浮き・しわゼロ。巾木際の隙間なし 合格(不良1件→補修)
5 CF継ぎ目の処理 継ぎ目のシームシーラーの均一塗布確認。段差・隙間確認 シームシーラーが均一に施工されている。段差なし 合格
6 建具の開閉動作 全建具を実際に開閉して動作確認。引っかかり・騒音・不完全閉鎖を確認 スムーズな開閉。ラッチ確実係合。戸当たり音が許容範囲内 不良1件(洋室ドア:閉まりにくい)→補修
7 建具塗装の仕上がり 全建具を目視確認。塗りムラ・剥がれ・垂れ確認 塗りムラなし。垂れなし。旧塗膜の透けなし 合格
8 照明の点灯確認 全照明器具をスイッチON/OFFで動作確認。調光・調色機能も確認 全灯正常点灯。スイッチ連動確認。明滅・チラつきなし 合格
9 コンセント・スイッチプレートの復旧 クロス施工時に外したプレート類が全て正しく復旧されているか確認 全プレート復旧済み。プレートとクロスの隙間なし 合格
10 清掃・廃材の完全撤去 各室の床・窓枠・設備廻りの糊汚れ・パテ汚れを確認。廃材がないこと 糊・パテ残渣ゼロ。廃材ゼロ。設備に傷なし 合格

発見した不良3件と補修内容

# 不良内容 場所 原因分析 補修方法
1 クロスの浮き(約30cm×15cm) 洋室A 北側壁面 北側壁面は接着剤の乾燥が遅く、圧着不足のまま放置してしまった 注射器型接着剤注入器でCF用ボンドを注入し、圧着ローラーで転圧後にテープで固定して24時間乾燥
2 CFの局所的な浮き(約10cm×10cm) 廊下とLDKの境(見切り際) 見切り際は接着剤塗布が難しく、端部の圧着が甘かった 端部に接着剤を追加注入し、ピン状の重しで24時間固定。その後シームシーラーで端部を保護
3 洋室ドアの閉まりにくさ(ラッチが引っかかる) 洋室B 入口ドア クロス張り後に巾木厚み分だけドア枠が狭まり、ラッチとストライクの位置がずれた ストライクの取付位置を縦方向に3mmシム調整(スペーサー追加)。ラッチ引っかかりが解消
第三者視点による最終確認の重要性: 内装チェックは「自分で施工した目」では見落としが多い。施工者は無意識に「見たくないミス」を回避する傾向がある。今回は家族(妻)に初見で全室を確認してもらい、3件の不良を発見できた。引き渡し前の第三者確認は、不良の発見だけでなく「入居者目線での使い勝手確認」にも有効。専門家(建築士や工務店)への確認依頼ができる場合は積極的に活用を推奨する。
Phase 3 内装仕上げ 完了: 全室クロス・CF・建具補修・LED照明交換が完了。材料費¥120,000・延べ約50時間で全室内装を仕上げた。発見した不良3件は全て補修済みで、賃貸物件としての品質水準を達成。次のPhase 4(外部工事・最終完成)へ移行する。
Phase 4「外部・完成」へ →

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