🔍 内覧・物件調査
中古物件の内覧チェックリスト
素人でもわかる確認ポイント全まとめ
DIYリノベ前提で中古物件を買うなら、内覧でどこを見るかが全て。傾き・基礎・床下・シロアリ・雨漏り…実際に複数物件を購入してきたDIY父さんが使っているチェックリストを公開します。
POINT 01
内覧前に必ず準備するもの
内覧は「感覚」で判断してはいけません。DIY父さんが物件を見るとき、必ず持参するのは水平器(レベル)です。100円ショップのものでも十分です。
💡 持参リスト:水平器・懐中電灯(床下・屋根裏確認用)・メジャー・スマートフォン(写真撮影)・メモ帳。これだけで素人でもかなり正確に物件状態を把握できます。
大切なのは「感情」で見ないこと。「なんかいい雰囲気だな」「リフォームしたらよくなりそう」という印象で判断すると失敗します。数字と事実だけで判断することが大切です。
内覧で確認する優先順位
限られた内覧時間で効率よく確認するための優先順位はこうです。①構造的な問題(傾き・基礎・シロアリ)→ ②雨漏り → ③設備の状態 → ④内装の傷み。構造的な問題があれば、どんなに安くてもDIYでは手に負えません。
POINT 02
構造・基礎・傾きのチェック方法
構造的な欠陥は「後からDIYで直せない」問題です。ここで問題が見つかれば、購入を断念するか、大幅な値引き交渉の根拠にします。
傾きの確認
- 水平器を床の複数箇所(リビング・各部屋・廊下)に置いて計測する
- 電柱やブロック塀に水準器を当て、全て同じ方向に傾いていれば地盤沈下の疑い
- ドアや引き戸が自然に開いたり閉まったりする場合は要注意
💡 交渉の目安:軽微な傾きで基礎に問題がなければ「床下補修費用相当分」の値引き交渉が可能。傾きがひどい場合は購入断念が無難です。
基礎のひび割れ確認
- 基礎全体に連続した亀裂がある → 購入断念レベル
- 通気口(風穴)周辺の局所的な亀裂 → 値引き交渉の余地あり
- 表面的なひび(ヘアクラック)→ DIYで補修可能
床下・シロアリの確認
- キッチンの床下収納を外して、見えるところを懐中電灯で確認する
- 木材がフカフカ・スカスカになっていないか手で押してみる
- 白い粉(蟻道)や木くずの粉が落ちていないか確認する
- カビ臭や湿気が強い場合は通気不良の可能性
- シロアリ被害が確認された場合 → 買うなら専門業者の駆除と補修費用を見積もった上で値引き交渉
⚠️ 要注意:DIY父さんのルールとして「シロアリ被害・傾き・雨漏り」は「自分で処置できないものはNG」としています。これらがある物件は原則スキップ、もしくは専門業者の見積もり分を価格から引いた上で判断します。
POINT 03
雨漏り・水回り・外壁のチェック
雨漏りの確認
- 天井・壁の黄色いシミや変色を確認(雨漏りの痕)
- 2階の押し入れから屋根裏を覗いて、雨漏り痕・カビを確認する
- 補修済みの場合は「補修完了証明書」を入手。証明書がなければ値引き交渉の根拠になる
水道・配管の確認
- 台所・浴室・洗面の蛇口を全開にして水流の強さを確認
- 水流が弱い場合は配管内部腐食の疑い → 値引き交渉
- 配管径が13Aではファミリー向けに水量不足 → 20Aへの変更費用を見積もり値引き交渉
- 排水口から異臭がする場合は排水トラップの修繕が必要
外壁の防水状態
- 外壁に水が浸み込んで垂れた跡があるか確認
- コーキング(目地)が割れて隙間ができていないか
- モルタル外壁はひびが入りやすい。小さなひびは補修可能だが深いひびは要注意
💡 DIYポイント:外壁防水塗装はDIY可能なコスト削減ポイントの一つ。防水塗料を全面塗布することで雨水浸入を防げます。業者に頼むと高額になるので、塗装費用を差し引いた上で値引き交渉するのが得策。
POINT 04
周辺環境・境界・その他の確認
和室の床確認
- 和室は畳を動かして床面を確認する
- 床をドスドス踏んで、しっかりしているか確認する
- 沈む感触があれば根太(床の骨組み)の腐食の可能性
境界・法的確認
- 敷地の四隅に境界杭(コンクリートや金属のポール)があるか確認
- 隣地との境界が明確かどうか不動産会社に確認
- 増築している建物は建蔽率オーバーの可能性 → 登記図面と現況を照合
周辺環境の確認
- 物件の周囲を徒歩で一周し、近隣の家の管理状態を確認する
- ゴミ屋敷・墓地・宗教施設・暴力団事務所等は賃貸付けに影響する
- 車の抜け道になっている道路沿いは騒音リスクあり
- 高圧電線が上空または近くにある → 健康被害懸念・賃貸付け困難
📝 内覧後の対応:問題点は全て写真付きでメモしておく。交渉の際に「〇〇の補修が必要で費用は約△万円と見込まれる」と具体的な根拠を示すことで、値引き交渉がスムーズになります。
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