✏️ 初回公開:2019年頃(Seesaaブログ) 🔄 2026年5月25日 加筆・再構成
まず結論:ウッドデッキは「庭の使い方」から逆算して決める
ウッドデッキをDIYで作ろうと決めたとき、最初にぶつかるのが「どんな大きさにするか」問題。
デカければデカいほど豪華だけど、材料費も爆上がりする。小さくしたら後悔する可能性もある。
DIY父さんが出した答えは 幅2,000mm × 奥行4,000mm(面積8㎡) だ。
このサイズを選んだ根拠と考え方を全部公開する。( ´∀`)
1. 庭の使い方から逆算する
設計の出発点は「ウッドデッキで何をしたいか」を具体的にイメージすること。
DIY父さん家の場合、欲しかったのはこのリスト:
- 家族4人でBBQができるスペース(テーブル1台+椅子4脚)
- 子供が外遊びできるちょっとした広さ
- 洗濯物を干すスペース(竿2本分)
- 外から見たとき「ちゃんとしてる」見た目
BBQテーブルは一般的に900mm×600mm程度。椅子を4脚並べて余裕を持って座れるには
最低でも2,000mm×2,500mm必要になる。洗濯物スペースも考えると、奥行4,000mmは
「もっと広ければ」と後悔しない最低ラインだった。(^^)
「何を置きたいか」「何をしたいか」を先にリストアップして、
そこから必要な床面積を算出するのが正解。雰囲気で決めると後悔する。
2. 既存の庭・建物との位置関係を確認する
ウッドデッキは庭に孤立して存在するものではなく、建物・庭・外構と一体で設計する必要がある。
DIY父さんが確認したのは以下の4点:
- 掃き出し窓との高さ関係:室内フローリングと同じ高さにするか、それとも1段下げるか
- 雨水の流れ:排水勾配の方向と、デッキが雨水の流れを塞がないか
- 隣地境界線:境界から離隔距離を確保する(建築基準法上の制限)
- 採光・通風:既存の窓や換気口をデッキが塞がないか
特に重要なのが「掃き出し窓との高さ」。DIY父さんは室内フローリングより40mm下げる設計にした。
理由は雨水の侵入リスクを下げるため。高さを揃えた方が見た目は良いが、
長雨の際に水がデッキ面伝いに室内へ入り込むリスクが上がる。少し下げておくのが保険だ。(笑)
3. 材料費の試算でサイズを調整する
ざっくりの材料費試算がサイズ決定の最終調整になる。
DIY父さんが使ったシンプルな計算式はこれ:
床面積 × 1.15(ロス率)÷ 床材1本の面積 × 単価
例:2m×4m=8㎡ × 1.15 = 9.2㎡
2×4 SPF材(38×89mm、3.65m): 1本あたり約0.14㎡
必要本数:9.2㎡ ÷ 0.14 ≈ 66本
66本 × @480円 ≈ 31,680円
床材だけで3万円超える。これに根太・大引き・束石・屋根材・フェンスを加えると、
総額は大きく膨らむ。DIY父さんの最終的な材料費は 約187,000円 だった。
(詳細はNO.1完全ガイド参照)
4. スケッチ図の書き方
本格的なCADは不要。A4の方眼紙に1/20スケールで書けば十分。
1マス=100mmで、2m×4mなら20マス×40マスの長方形になる。
DIY父さんが必ずスケッチに書き込む情報:
- 外形サイズ(幅・奥行・高さ)
- 束石の配置位置(大引き間隔で決まる)
- 根太の方向と間隔
- 床材の貼り方向
- 屋根の勾配方向と傾き
- フェンスの有無・高さ
屋根の「ひさし(軒の出)」を忘れずに。
軒を出さないと雨水がデッキ上に直接落ち、劣化が早まる。
最低でも200〜300mmの軒出しを設計段階で確保しておくこと。
5. 機械設計エンジニア視点での重要チェック
DIY父さんは機械設計20年のエンジニアだが、ウッドデッキの設計で特に意識したのは
「荷重の流れ」だ。人が乗る → 床材 → 根太 → 大引き → 束柱 → 束石 → 地盤、
という荷重の伝達経路を頭に入れながら設計する。どこかが弱ければそこで変形・破損する。
構造計算は難しいことをしなくても、「力の流れ」を追えばどこを太くすべきかが見えてくる。(^^)v
6. 今回のまとめ
- サイズは「何をしたいか」から逆算して決める
- 室内フローリングより少し下げる設計が安全
- 材料費試算でサイズの最終調整をする
- スケッチは方眼紙でOK、荷重の流れを意識して書く
次回(NO.3)は基礎工事・束石の設計について書く。
どの位置にいくつ束石を置くかで、デッキの安定性が大きく変わる。
ここをケチると後でグラグラするので要注意だ。m(_ _)m
📚 このシリーズの記事一覧
【NO.2】全体設計と寸法の決め方(本記事)
📚 シリーズ「【NO.」(全19回)







