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【NO.5】ウッドデッキ屋根の設計|勾配・垂木・屋根材の選び方を全解説

ウッドデッキDIY

✏️ 初回公開:2019年頃(Seesaaブログ) 🔄 2026年5月28日 加筆・再構成

屋根があるかないかで「使える時間」が劇的に変わる

ウッドデッキを作るとき「屋根は必要かな?」と迷う人が多い。
コストが上がるし、工程も増える。でもDIY父さんは迷わず「屋根あり」を選んだ。

理由は単純。屋根がないと、雨の後はデッキが使えない。
せっかく作ったのに天気次第でしか使えないウッドデッキは、
1〜2年でほとんど出なくなる——というのは庭DIYあるあるだ。(笑)

それに屋根があると床材・フレーム材の劣化スピードが大幅に落ちる。
紫外線と雨が木材の最大の敵だから、屋根で守るだけでメンテナンス頻度が下がる。

1. 屋根の形状:片流れを選んだ理由

ウッドデッキの屋根で一般的なのはこの3形式:

  • 片流れ(かたながれ):一方向にだけ傾斜する最もシンプルな形式
  • パーゴラ(格子屋根):日除け目的、雨は防げない
  • テラス屋根(専用品):メーカー既製品を設置。コスト高・設置は比較的容易

DIY父さんが選んだのは 片流れ 一択。理由はシンプルさと作りやすさ。
両流れ(三角屋根)だと棟木が必要で構造が複雑になる。
片流れなら「建物側を高く、外側を低く」するだけで水が流れる。
DIYで初めて屋根を作るなら片流れが断然おすすめ。(^^)

2. 勾配の設定

屋根勾配は「雨水がきちんと流れる」ために必要だが、急すぎると構造が複雑になる。

DIY父さんの採用勾配:3寸勾配(3/10 = 16.7°)

3寸勾配とは「水平距離10に対して垂直方向に3上がる」勾配のこと。
屋根幅4,000mmのデッキなら、建物側と外側で1,200mmの高低差をつける計算になる。

【勾配による高低差の計算】
高低差 = デッキ奥行 × 勾配
例:4,000mm × 0.3(3寸)= 1,200mm

つまり建物側の支柱が外側より1.2m高くなる設計

1/10(1寸)勾配でも雨水は流れるが、豪雨時に逆流するリスクがある。
2寸以上を目安に設定しておくと安心だ。

💡 外側に低くする向きについて
雨水は「庭側(外側)」に流す設計にすること。
建物側に雨水が流れると外壁汚れの原因になり、基礎部分への雨がかりが増える。

3. 垂木の設計

垂木のサイズ:2×6材(38mm×140mm)

垂木は屋根荷重を直接受ける部材なので、根太と同等以上の断面が必要。
屋根材にポリカ波板を使う場合、風圧荷重がかかるので2×6が安全側の選択だ。

垂木の間隔:455mm(1.5フィート)ピッチ

ポリカ波板の推奨垂木間隔は450〜600mm程度。
DIY父さんは455mm(1.5フィート)ピッチを採用した。
デッキ幅2,000mmなら: 2,000mm ÷ 455mm + 1 = 6本の垂木。

4. 支柱の設計

屋根の荷重を受ける支柱は強度が重要。

  • 支柱サイズ:90mm角ACQ防腐処理材
  • 支柱位置:大引き位置に合わせて設置(束石と一体設計)
  • 建物側接続:壁面にビス留め(外壁の種類に応じて適切な金具を使用)
⚠️ 建物への固定は慎重に
外壁への固定は防水処理が必須。
シリコンコーキングで完全に防水しないと、ビス穴から雨水が侵入して
外壁・断熱材の腐食につながる。業者に確認した上で施工すること。(ー_ー)!!

5. 屋根材の選択

DIY父さんが選んだのは ポリカーボネート波板(熱線カット仕様)
理由は以下のとおり:

  • 透明〜半透明タイプで採光確保
  • UVカット・熱線カット仕様でデッキ下の温度上昇を抑える
  • 塩化ビニル(塩ビ)波板より耐久性が高い(15〜20年
  • ホームセンターで入手しやすい

屋根材の詳細な比較はNO.10に書いているので、そちらも参照してほしい。

6. DIY父さんの屋根設計まとめ

項目 採用仕様
形状 片流れ(外側が低い)
勾配 3寸(3/10)
垂木サイズ 2×6(38×140mm)
垂木間隔 455mmピッチ
支柱 90角ACQ防腐処理材
屋根材 ポリカ波板(熱線カット)

NO.2〜5で全体設計→基礎→フレーム→屋根の設計思想を解説してきた。
NO.6以降はいよいよ材料選び・強度計算・実際の施工の話に入る。
ここまで読んでくれた方、ありがとう。♪───O(≧∇≦)O────♪

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