こんにちは、DIY父さんです。
前回の記事(NO.7)では、
ウッドデッキの強度部材として
「単管パイプ(スーパーライト700)を採用する」
という結論を書きました。
今回はその理由を、
感覚ではなく「比較」で整理します。
・木材(SPF材)
・単管パイプ(スーパーライト700)
この2つを、
耐久性・強度・メンテナンス性の視点で比べてみます。
■ 目次
- 比較の前提条件
- 表面処理・耐久性の比較
- 強度の考え方の違い
- 数値で見た木材と鉄の差
- DIY父さんの判断軸
- 結論|合理的なのはどちらか
7. 次の記事について
1. 比較の前提条件
まず大前提として、
この比較は「DIY父さんのウッドデッキ条件」に基づきます。
・屋根付きウッドデッキ
・屋外使用
・長期使用(数年〜10年以上)
・極力メンテナンスを減らしたい
・DIYで施工・管理する
この条件下で、
どちらが「現実的」かを考えます。
2. 表面処理・耐久性の比較
■ SPF材(木材)
・防腐剤による表面処理が必要
・定期的な再塗装が前提
・環境次第で腐食が進行する
・寿命はおおよそ4〜5年が目安
屋根があっても、
木材である以上「腐らない」は成立しません。
■ スーパーライト700(単管パイプ)
・溶融亜鉛めっき処理
・屋外使用を前提とした材料
・塗装を追加すれば防錆性はさらに向上
・基本的にメンテナンスフリー
腐食した場合も、
除錆+ローバル塗装などで復旧が可能です。
3. 強度の考え方の違い
木材と鉄では、
そもそもの「設計思想」が違います。
■ 木材
・軽い
・加工しやすい
・ただし強度のばらつきが大きい
■ 鋼材(単管パイプ)
・高強度
・均質な材料特性
・荷重を受ける用途向き
柱・梁・屋根を支える部材では、
この差は無視できません。
4. 数値で見た木材と鉄の差
代表値として比較します。
■ SPF材(構造用木材)
・長期許容応力:約8 N/mm²
・縦弾性係数:約10,000 N/mm²
■ SS400(スーパーライト700相当)
・長期許容応力:約157 N/mm²
・縦弾性係数:約205,000 N/mm²
ざっくり言えば、
・強度:約15〜20倍
・剛性(たわみにくさ):約20倍
同じ寸法感で使うなら、
鉄の方が圧倒的に余裕があります。
5. DIY父さんの判断軸
DIY父さんが重視したのは、
「最初の施工」ではありません。
・数年後も安全か
・劣化に気づけるか
・補修・変更が可能か
・自分で管理できるか
この視点で見ると、
・木材 → 手は掛かるが変化が見えにくい
・単管 → 劣化が分かりやすく、対処しやすい
という違いがありました。
6. 結論|合理的なのはどちらか
DIY父さんの結論は明確です。
ウッドデッキの強度部材として合理的なのは
「単管パイプ(スーパーライト700)」。
理由は、
・強度に余裕がある
・耐久性が高い
・メンテナンスが楽
・調達性が良い
・DIY向きの構造変更が可能
見た目よりも、
安全性と管理性を優先しました。
7. 次の記事について
次回はさらに踏み込み、
・梁として使った場合のたわみ
・荷重がかかった時の考え方
・なぜ「安心できる」と言えるのか
を、
式とイメージで解説します。
👉「なぜ単管パイプはたわみにくいのか?」
を知りたい方は、次の記事へ。
ウッドデッキに単管パイプ。
確かに王道ではありません。
でも、
・安全で
・長持ちして
・自分で管理できる
それがDIY父さんの正解です。
関連サイト
👉📷 写真付き施工ログ(Seesaa版)
👉🔧 図面・構造の個別相談(有料)
👉概要は「ウッドデッキDIY完全ガイド」をご覧ください。
📚 シリーズ「【NO.」(全19回)







