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トイレ(便器)の撤去をDIYで行う手順|止水・取り外し・処分・フランジ補修まで【大家の実例】

トイレ-1F

✏️ 初回公開日:2017-01-03 / 🔄 リライト更新日:2026年5月8日


✏️ 2026年版 DIY父さんの補足:トイレリフォームの全体像と便器撤去

キッチンが終わったら次はトイレ。トイレのリフォームは「便器撤去→床張り替え→壁仕上げ→新便器設置」という流れです。便器撤去は意外と重くて大変でした(笑)^ ^

トイレリフォームでDIY父さんがやった作業

  • 便器撤去(タンク・便座・本体の3分割で撤去)
  • 床補修(合板下地の補修)
  • クッションフロア張り替え
  • 壁仕上げ(珪藻土塗り)
  • 便器新設置
  • 給水管・止水栓の接続確認

便器撤去の手順

タンク式便器の撤去手順:
①止水栓を閉める(マイナスドライバーで時計回りに回す)
②タンク内・便器内の水を抜く(バケツで汲み出し+雑巾で拭き取り)
③給水管をタンクから外す
④タンクを本体から外す(ボルト2本)
⑤便座を外す
⑥便器本体を床のボルトから外す(アンカーボルト2〜4本)
⑦便器本体を持ち上げて撤去(重い!20〜30kg)

便器本体は一人で持つと腰を痛めます。DIY父さんは必ず二人以上で作業します。m(_ _)m

撤去後の排水口処理

便器を外した後の排水管は、作業中に悪臭が上がってきます。ビニール袋や雑巾で仮塞ぎしておきましょう。これを忘れると作業環境が劣悪になります(笑)

大家として:トイレは「快適性」で決まる

15年の大家経験から言うと、トイレは「清潔さ」と「快適性」が入居決定に直結します。古いトイレを新品に交換するだけで、家賃を3,000〜5,000円上げても入居申し込みが入りやすくなります。

ウォシュレット(温水洗浄便座)は必須です。今や賃貸のスタンダード。ない物件は選ばれません。DIY父さんは全物件にウォシュレットを設置しています。^ ^

🚽 トイレリフォームを検討している方へ

トイレのリフォームは「便器交換」だけでも印象が大きく変わります。DIY父さんは今回の物件でタンク式→タンクレスに交換して、空間の広さが全然違うと実感しました。^ ^

水回りのトラブル(水漏れ・詰まり)は放置すると大変なことになります。困ったらすぐ専門業者へ。

24時間対応【水の救急隊】トイレ・水回りトラブルに »

タカラスタンダード トイレ編 2 便器撤去 DIY父さんのリフォーム・リノベーション - DIY父さん

こんにちは。DIY父さんです。^ ^ 今日は、DIY父さんの年始休暇の最終日です。 最後まで目一杯楽しみます!!♪♪♪ では、1Fトイレのリフォーム・リノベーションの続編です。 まずは、ニオイの元になってそうなものを撤去していきます。 便器を取り外します。 使った道工具・資材関係は、インパクト、ウォーターポンププライヤー、ドライバー、養生テープです。 便器の更新に当たって注意することがあります。 それは、取り合いです。 便器の取り合いは、3つあります。 絶対必要なのは、便器を置くスペースがあります。 当たり前ですけど、空間の広さですね。 そして、給水と排水です。 また、温水洗浄便座を使うならば、4つ目の取り合いが必要です。 電源です。 スペースが、満足していなければ間取りから変更しなければいけませんが、今回は満足しているのでこのまま進みます。 給水は、ホースやジャバラ管で取り合うので、ある程度自由が効きます。 排水は、壁排水と床排水があります。 トイレ-壁排水.JPG ↑ 壁排水です。 トイレ-床排水.JPG ↑ 床排水です。 床排水については、リモデルタイプの便器があるので、給水に比べると制限があるものの自由が効きます。 リモデルタイプの便器とは、排水芯の位置をある程度自由に設定できるタイプの便器です。 トイレ-リモデルタイプ.JPG ↑ リモデルタイプです。 そして、今回のトイレはどのタイプでしょうか。 DIY父さんは、ラッキーでした。(^^)v 今回のトイレは、床排水で排水芯は現行の便器と同じで変更は不要です。 ノーマルタイプが使えます♪♪♪ ノーマルタイプは、リモデルタイプとべて若干ですが、リーズナブルかつ作業工程なくてすみます。^ ^ 築年数が、もう少し経った物件だったらなかったかもしれません。 古い物件は、排水芯が壁から近すぎてリモデルタイプですら対応できずに排水配管の変更が必要だったり、ウォシュレットが普及してない時代のトイレならコンセントの追加が必要だったりします。 時間とお金が掛かって仕方ありません。^^; では、今日はこの辺で(^^)/~~~

トイレ撤去前の準備|止水・採寸・養生で9割決まる

私はDIY歴15年、賃貸4物件を自主管理している「DIY父さん」です。これまでに自分の手で便器を撤去・交換したのは合計7台。最初の1台目は何も知らずに作業して、便器を持ち上げた瞬間に排水フランジ周りから封水(トラップに溜まった水)と汚水がドバッと床に流れ出し、和室の畳まで染みさせて大失敗しました。その経験から断言できますが、トイレ撤去は「外す技術」より「外す前の段取り」で9割が決まります。

まず最初にやるのが止水栓を閉めることです。便器の左下、給水管の根元に必ずマイナス溝かハンドル付きの止水栓があります。これを時計回りにいっぱいまで閉めてから、レバーを回して水を流し、タンク内の水が補充されないことを確認します。次に、温水洗浄便座(ウォシュレット)が付いている場合はコンセントを抜きます。濡れた手で通電したまま作業すると感電リスクがあるので、必ず最初に電源を落とします。

採寸も撤去前に済ませておきます。とくに重要なのが「排水芯」と呼ばれる、壁から排水管中心までの距離です。床排水なら一般的に200mmが標準ですが、古い物件だと305mmや珍しい寸法のこともあります。私が2物件目で交換したアパートは排水芯が思い込みで200mmだと決めつけて新便器を発注し、いざ設置しようとしたら芯が合わず、リモデル用アジャスターを追加で6,800円買い直す羽目になりました。撤去前にメジャーで実測し、写真を残しておくべきです。

養生も忘れてはいけません。便器内には封水が残っており、持ち上げるとこぼれます。私は灯油用の手動ポンプ(ホームセンターで400円程度)でタンクと便器内の水を可能な限り汲み出し、最後はスポンジと雑巾で吸い取ります。床には古い新聞紙とブルーシートを敷き、搬出経路にも段ボールを養生しておくと、汚水で床を汚さずに済みます。

必要な工具と消耗品|金額目安と買い揃えリスト

トイレ撤去に特別高価な工具は要りません。私が実際に使っている道具と、ホームセンター・ネットでの実勢価格をまとめておきます。

工具・消耗品用途金額目安
モンキーレンチ(250mm)給水管・ナット類の緩め1,200〜1,800円
ウォーターポンププライヤー固着したナットの保持1,000〜1,500円
プラスドライバー(大)便座・タンク固定ビス500円前後
マイナスドライバー止水栓の開閉300円前後
便器固定用の床ボルトカッター(金ノコ)固着ボルトの切断800〜1,200円
灯油ポンプ・スポンジ・雑巾封水の汲み出し500円前後
ブルーシート・養生テープ床・搬出経路の養生800円前後
使い捨て手袋・防臭マスク衛生対策500円前後
シールパテ(フランジ補修用)排水フランジのシール600〜1,200円

合計でも工具一式が手元になければ8,000〜10,000円程度。すでに基本工具を持っている人なら、消耗品の3,000円ほどで足ります。これに対して業者へ撤去だけ頼むと1台あたり8,000〜15,000円かかるので、1回やれば工具代は十分元が取れます。

注意点として、古い便器の固定ボルト(フランジボルト)は経年でサビて固着していることが非常に多いです。私の物件は築28年で、ナットがレンチで全く回らず、結局金ノコでボルトを切断しました。最初から金ノコを用意しておくと作業が止まりません。サビたナットには潤滑スプレー(5-56など、400円程度)を吹いて10分置くと緩みやすくなります。

止水と給水管の外し方|水漏れさせないコツ

止水栓を閉めたら、給水管(フレキ管または金属管)をタンクから外します。タンク下のナットをモンキーレンチで反時計回りに緩めますが、ここで必ず雑巾とバケツを下に構えてください。止水栓を閉めても、給水管とタンク内には水が残っているため、ナットを外した瞬間にコップ1杯分ほどの水が出ます。

私が初期にやった失敗は、止水栓の閉めが甘く半開きのまま給水管を外し、水が止まらず噴き出したことです。慌てて止水栓を閉め直しましたが、床がびしょ濡れになりました。止水栓は「これ以上回らない」ところまでしっかり閉め、レバーで流して水が補充されないことを目視確認してから給水管に手を付けるのが鉄則です。

給水管を外したら、続いてタンクを便器本体から取り外します。タンクと便器をつなぐ大きなナット(密結ボルト)を左右2本緩めれば、タンクが持ち上がります。タンクは陶器で重く割れやすいので、無理に揺すらず真上に持ち上げます。古い物件では密結パッキンが劣化して便器とタンクの間から水がにじんでいるケースも多く、撤去のタイミングでパッキン(300〜500円)を新調しておくと再利用時に水漏れを防げます。

古い止水栓自体が固着して回らない、あるいは根元からじわじわ漏れている場合は、この機会に止水栓ごと交換するのもおすすめです。止水栓本体は1,500〜2,500円ほど。ただし止水栓交換は壁内の元栓を閉める必要があり、水道メーターのバルブを閉めてから作業します。私は止水栓のパッキン劣化を放置して、半年後に壁内からポタポタ漏れて床下を傷めた苦い経験があるので、少しでも怪しければ撤去ついでに交換する判断をしています。

温水洗浄便座(ウォシュレット)の取り外し

ウォシュレットが付いている場合は、便器本体より先に外します。手順はシンプルで、まずコンセントを抜き(最重要)、次に便座への分岐給水管(ウォシュレットへ水を送るホース)を止水栓側で外します。ここも内部に水が残っているので雑巾を当てながら作業します。

本体は便器後方のボタンまたはレバーで「スライドして取り外し」できる構造がほとんどです。多くのメーカーは右側面か前方に脱着ボタンがあり、押しながら手前にスライドすると本体ごとベースプレートから外れます。ベースプレートは便器に2本のボルトで固定されているので、これも外せば便座まわりは完全に撤去できます。

私は1台目のとき、脱着ボタンの存在を知らずに無理やり引っ張って、ウォシュレットの取り付け爪を割ってしまいました。まだ使えるウォシュレットだったので、新居で再利用しようとしていたのに台無しです。各社とも取扱説明書に脱着方法が載っているので、再利用予定なら型番で説明書を検索してから外すべきでした。再利用しない場合でも、強引に割ると破片で手を切るので、構造を確認してから外します。

外したウォシュレットを再利用する場合は、分岐金具・パッキン類も一緒に保管しておきます。これらは劣化しやすく、再設置時に「部品が足りない・硬化して漏れる」となりがちなので、心配なら新品の分岐金具セット(2,000〜3,000円)を用意しておくと安心です。

便器本体の取り外しとフランジ処理

いよいよ便器本体です。便器は床に対して、左右2本のフランジボルト(陶器の足元に隠れたキャップの中)と、シールパテまたはフランジのゴムシールで固定・密閉されています。まず足元左右のキャップを外し、中のナットを緩めます。前述の通りサビで回らないことが多いので、潤滑スプレー→それでもダメなら金ノコで切断します。

ナットが外れたら、便器を真上に持ち上げます。ここが最大の山場で、便器底面の排水ソケットが排水フランジに差し込まれてシールされているため、左右に軽くひねりながら真上に抜きます。このとき必ず封水が残っているので、事前に汲み出していても多少こぼれます。古新聞とバケツを足元に置き、持ち上げたらすぐ便器を傾けずに水平のまま運ぶのがコツです。便器は陶器で15〜25kgあり、私は2台目で腰を痛めたので、必ず腰を落として持ち上げ、可能なら2人作業にします。

便器を外すと、床に排水フランジ(排水管の受け口)が露出します。ここが臭気と漏水を防ぐ最重要ポイントです。古いシールパテやガスケットが残っているので、スクレーパーできれいに除去します。除去後は、再設置までの間、排水管から下水臭が上がってくるので、必ずビニール袋と雑巾で排水口に蓋をしておきます。私はこの蓋を忘れて一晩放置し、トイレ中に下水臭が充満して大家として入居者対応どころではない状態になりました。

フランジ自体が割れている・ガタついている場合は、フランジ補修も必要です。樹脂製のフランジ補修プレート(1,500〜3,000円)やフランジ用パテで補修します。フランジの高さがCF(クッションフロア)の張り替えで変わると、便器を据えたときに隙間ができてシール不良→漏水・臭気の原因になるので、床仕上げの厚みも考慮して処理します。

古い便器の処分方法と費用|自治体・業者・リサイクル

外した古い便器は陶器の塊で、意外と処分に困ります。主な方法と費用を整理します。

処分方法費用目安備考
自治体の粗大ゴミ回収500〜1,500円/台事前申込・指定日収集。便器を「陶器・粗大」で受け付ける自治体が多い
クリーンセンター持ち込み10〜20円/kg程度自分で運べば最安。便器1台20kgで200〜400円ほど
不用品回収業者3,000〜8,000円/台運搬込み。複数まとめると割安になることも
リフォーム業者に撤去込み依頼工事費に含む交換工事を頼むなら処分費込みのことが多い

私はいつもクリーンセンターへ軽トラで持ち込んでいます。1台あたり実費300円程度で済み、これが圧倒的に安いです。ただし自治体によって陶器便器の扱いが異なり、「粗大ゴミとして出せる」「産業廃棄物扱いで不可」など差があるので、事前に自治体の清掃事務所に電話で確認するのが確実です。私の管轄エリアでは陶器は粗大ゴミ可でしたが、隣町の物件では「便器は受け入れ不可」で、結局回収業者に4,000円払いました。

注意点として、便器を割って一般ゴミに混ぜるのはやめましょう。陶器の破片は鋭利で収集作業員の怪我につながり、多くの自治体で禁止されています。封水や汚れが残ったまま処分場へ運ぶと受け入れを断られることもあるので、運搬前に内部をできるだけ清掃・乾燥させておきます。

床のCF・フランジ補修|臭気と漏水を防ぐ仕上げ

便器を撤去したタイミングは、床のクッションフロア(CF)を張り替える絶好のチャンスです。便器が乗っていた部分は普段掃除できず、尿の飛び散りで床材が傷み、黒ずみや臭いの元になっていることがほとんど。私の経験では、撤去して初めて床下まで尿が染みていて、合板が変色・劣化していたケースが3物件中2件ありました。

CF張り替えの手順はおおまかに、①古いCFを剥がす ②床の汚れ・古い接着剤を除去 ③下地の劣化があれば合板で補修 ④新しいCFを採寸してカット ⑤接着剤またはCF用両面テープで貼り、便器の排水位置に穴をくり抜く、という流れです。トイレ1畳分のCF材料費は2,000〜4,000円程度、接着剤やローラーを含めても5,000円以内に収まります。

ここで最も重要なのが、フランジ周りのシール処理です。CFの厚み(一般的に1.8〜2.3mm)が増えると、便器の据わりが高くなり、排水ソケットとフランジの噛み合わせがズレます。私は床を張り替えた後、フランジ用の「フランジパテ」または「便器シールパテ」を排水口の周囲にしっかり盛り、便器を据えて密着させました。このパテをケチると、わずかな隙間から下水臭が上がり、悪臭やボウフラの侵入、最悪は床下への漏水につながります。

失敗例として、1物件目で床を張り替えた後にシールパテの量が足りず、半年後に「トイレが臭う」と入居者からクレームが入りました。再度便器を外してパテを盛り直すという二度手間になり、入居者にも迷惑をかけました。フランジのシールは「やりすぎかな」と思うくらいたっぷり盛り、便器を据えたあとはみ出した分を拭き取るのが正解です。フランジが床より低くなってしまう場合は、かさ上げ用のフランジスペーサー(500〜1,500円)を使って高さを合わせます。

DIYと業者の費用比較・よくある失敗|実体験まとめ

最後に、トイレ撤去をDIYでやる場合と業者に頼む場合の費用を、私の実績ベースで比較します。

項目DIYの場合業者の場合
便器撤去作業0円(自分の労力)8,000〜15,000円
工具・消耗品3,000〜10,000円(初回のみ)0円
古い便器処分300〜1,500円工事費に含むことが多い
CF張り替え2,000〜5,000円15,000〜30,000円
フランジ補修500〜3,000円5,000〜10,000円
合計目安約6,000〜20,000円約30,000〜65,000円

私の場合、便器交換を伴うリフォームを業者に丸ごと頼むと1室あたり7〜10万円かかっていたものが、撤去とCF・フランジまでをDIYで行うことで、便器本体代を含めても3〜4万円に収まるようになりました。賃貸4物件を回していると、この差額は年間で数十万円規模になります。

ただし、DIYには確実に失敗のリスクがあります。私が15年でやらかした代表的な失敗を共有しておきます。

  • 封水の処理不足で床を汚す:便器内の水を汲み残し、持ち上げた瞬間に畳・床を汚した。事前の汲み出しと養生を徹底する。
  • 排水口の蓋忘れで下水臭が充満:撤去後に排水フランジを開けっ放しにし、部屋中が臭くなった。撤去直後に必ずビニールと雑巾で蓋をする。
  • フランジのシール不足で漏水・臭気クレーム:パテをケチって半年後に入居者からクレーム。シールはたっぷり盛る。
  • 排水芯の採寸ミスで部品買い直し:思い込みで便器を発注し、芯が合わずアジャスターを追加購入。撤去前に必ず実測。
  • 固着ボルトの想定外:サビで回らず作業が中断。金ノコと潤滑スプレーを事前に用意しておく。

これらの失敗はどれも「事前準備」と「シール処理の丁寧さ」で防げるものばかりです。トイレ撤去自体は工具さえあれば半日でできる作業ですが、排水フランジ周りのシールと臭気・漏水対策だけは絶対に手を抜かないこと。ここさえ押さえれば、賃貸大家のDIYとして十分に元が取れる、コスパの高い作業だと15年やってきた私は実感しています。

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🇬🇧 Read this article in English: https://diytosan.com/toilet-removal1-en/

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