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【NO.3】ウッドデッキの束石・基礎設計の考え方|間隔・配置・水平出しを全解説

ウッドデッキDIY

✏️ 初回公開:2019年頃(Seesaaブログ) 🔄 2026年5月26日 加筆・再構成

基礎工事はウッドデッキの「命」だ

床材や屋根材はあとから交換できる。でも基礎だけは一度作ったら基本的にやり直しが効かない。
束石の配置間隔が間違っていたり、水平が出ていなかったりすると、
デッキ全体がグラグラして使い物にならなくなる。ここは絶対に手を抜いてはいけないところだ。(^^;)

DIY父さんがウッドデッキで採用したのは 束石(コンクリートブロック)工法
地面に穴を掘ってコンクリートで固定する方法もあるが、費用・工期・メンテナンス性で
束石工法の方がDIYには向いていると判断した。

1. なぜコンクリート基礎ではなく束石を選んだか

比較したのはこの2択:

  • コンクリート基礎(独立基礎):穴を掘ってコンクリートを流し込み固定
  • 束石(独立基礎ブロック):既製品のブロックを置くだけ

コンクリート基礎は強度は高いが、作業が大変でコストも高い。
何より「やり直しが効かない」のが怖かった。初めてのDIYで完璧な水平を一発で出す自信はなかった。(笑)

束石なら位置や高さを微調整しながら置けるので、
経験が少なくても水平出しがしやすい。しかも束石自体は400〜600円/個程度と安い。
2m×4mのデッキで必要な束石は10〜12個程度なので、基礎材料費は合計5,000〜7,000円で済む。

💡 束石選びのポイント
羽子板付きの束石(金具付き)が便利。束柱との固定が簡単で、
台風時の風荷重に対してもより安全に設計できる。
普通の束石より少し高いが、安定性を考えると羽子板付きを強くすすめる。

2. 束石の配置間隔の決め方

束石の間隔は「大引き(梁)のスパン」で決まる。
大引きのスパンが広すぎると大引きが撓み(たわみ)、床がぶよぶよになる。

DIY父さんが採用した間隔:

  • 大引きの間隔:910mm(3フィート)ピッチ
  • 束石の奥行き方向ピッチ:1,000mm(1m)前後

2m×4mのデッキで計算すると:

  • 幅方向(2m):3本の大引きライン(両端+中央)
  • 奥行き方向(4m):4カ所(0mm, 1200mm, 2400mm, 4000mm)
  • 合計:3×4 = 12個の束石
【束石配置の簡単計算】
大引きライン本数 = (デッキ幅 ÷ 大引き間隔) + 1
奥行き方向の束石数 = (デッキ奥行 ÷ 束石ピッチ) + 1
合計束石数 = 大引きライン本数 × 奥行き方向束石数

3. 水平出しの方法

束石の天端(天場)を全部同じ高さに揃えるのが最重要作業。
水平が出ていないと、その後の全工程がズレていく。

DIY父さんが使った水平出しの手順:

  1. 水糸(水準糸)を基準点から張る(水平器で確認)
  2. 水糸の高さを基準に、各束石の位置に印を付ける
  3. 束石を置く位置の地面を50〜100mm程度掘り下げる
  4. 砕石(バラス)を敷いて突き固める
  5. 束石を置いて水糸と高さを合わせ、砂で微調整
  6. 全束石の天端高さを確認(±5mm以内が目標)
⚠️ 一番の失敗ポイント
「だいたい水平だからOK」は通用しない。
10mm水平がズレると、4m先では40mm(4cm)もズレる。
束石工事に最低半日はかけること。焦って進めた結果やり直しになった人を何人も知っている。(ー_ー)!!

4. 地盤の確認方法

軟弱地盤に束石をそのまま置くとデッキが沈下する。
DIY父さんが行った簡易地盤確認:

  • 鉄棒(直径10mm程度)を地面に差し込んで抵抗を確認
  • 200mm以内にズブズブ入るようなら砕石を多めに敷いて締め固め
  • 粘土質の地盤は排水性が悪いので、砕石層を厚めに(150mm以上)設ける

5. 実際の材料費(DIY父さんの場合)

材料 数量 単価 合計
羽子板付き束石 12個 580円 6,960円
砕石(20kg袋) 8袋 380円 3,040円
水糸・杭 一式 800円
合計 10,800円

まとめ

  • 束石工法はDIY初心者向き。コスト安・調整しやすい
  • 配置間隔:大引き910mmピッチ、奥行き1m前後が目安
  • 水平出しは焦らず丁寧に。±5mm以内が目標
  • 地盤が軟弱なら砕石を厚めに敷いて締め固める

次回(NO.4)はフレーム・根太組みの設計について書く。♪───O(≧∇≦)O────♪

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