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DIYリノベで原状回復コストを80%削減した実例

大家のリアル

退去が出るたびに業者任せにすると、原状回復費は1部屋あたり15〜25万円かかる。それを「しょうがない」と払い続けていたら、利益は消える。

DIY父さんは15年間、原状回復の多くを自分でやってきた。最初は不慣れで時間がかかったが、今では1部屋2〜3日で仕上げられる。この記事では業者見積18万円に対してDIYで3.5万円に抑えた実例を公開する。

業者見積もりの内訳

1K・25㎡の退去後、まず管理会社経由で業者に見積もりを依頼した。結果は以下の通り。

作業内容 業者見積
クロス張替え(全室) 72,000円
CF(クッションフロア)貼替 28,000円
建具調整(ドア・襖) 18,000円
ハウスクリーニング 35,000円
残置物処分 15,000円
消臭・除菌 12,000円
合計 180,000円

18万円。1戸1.5万円の家賃物件で18万円の原状回復費。12ヶ月分の家賃収入が丸ごと飛ぶ計算だ。

DIYで自分でやったこと

①クロス張替え

室内全体のクロスを自分で張替えた。パターンは「既存クロスを剥がす→下地処理→糊付け→貼り付け→ジョイント処理」の流れ。材料費はクロス代(30m×330円)+糊(1,500円)+ジョイントコーク(500円)で合計約12,000円。作業時間は1日8時間×2日。

②CF(クッションフロア)貼替

キッチンと洗面所のCFを貼替。材料費はCF(3m×1,200円)+両面テープで合計約5,000円。コツは「端をしっかり押さえること」と「継ぎ目を目立たない位置に持ってくること」。作業時間は半日。

③建具調整

ドアの蝶番調整と鴨居の削り(ドアの開閉が重くなっていた)。六角レンチ1本で解決するケースが多い。材料費ゼロ、時間は2時間程度。

④クリーニング

業者に頼まず自分でやった。レンジ周り・浴室・トイレ・床。洗剤代が3,000円程度。作業時間は1日。「業者クリーニング」と言っても、道具と時間があれば素人でも同等レベルに仕上がる。

実費コスト比較表

作業内容 業者 DIY実費
クロス張替え 72,000円 12,000円
CF貼替 28,000円 5,000円
建具調整 18,000円 0円
クリーニング 35,000円 3,000円
残置物・消臭 27,000円 15,000円
合計 180,000円 35,000円

差額145,000円。コスト削減率80.6%。

DIYに必要な道具リスト

最初から全部揃える必要はないが、以下の道具があれば原状回復DIYのほとんどはカバーできる。

  • 壁紙用カッター(大・小)
  • 地ベラ(壁紙押さえ)
  • ローラー(糊塗り用・空気抜き用)
  • スポンジ・雑巾
  • ジョイントコーク(白)
  • パテ・パテベラ(穴埋め用)
  • 六角レンチセット(建具調整用)
  • カッターマット(CF作業用)
  • 両面テープ(強力・CF用)

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失敗したこと・やり直したこと

きれいごとなしに正直に書く。

失敗①:クロスの継ぎ目が浮いた

1回目の施工で、乾燥後に継ぎ目が数箇所浮いてきた。原因は「糊の量が少なかった」こと。ジョイント部分は多めに糊を塗り、ジョイントローラーでしっかり圧着することが重要だとわかった。

失敗②:CFの端が剥がれてきた

両面テープの圧着が不十分で、端が1箇所剥がれてきた。CFは貼った後に全体を体重をかけて圧着する(足で踏む)ことが大切。気泡が残っているとそこから剥がれてくる。

失敗③:下地処理を省いてクロスを貼ったら凸凹が目立った

古い石膏ボードの凸凹をパテで埋めずにクロスを貼ったら、仕上がりに凸凹が透けて見えた。面倒でも下地処理は省かないほうがよい。

まとめ:DIY原状回復は「慣れ」が全て

最初の1部屋は時間がかかる。失敗もする。でも2部屋目、3部屋目と経験を積むうちに、スピードと精度が上がっていく。

DIY父さんが初めてクロスを貼ったときは2日半かかった。今は1日で仕上がる。その「慣れ」が積み重なって、15年間で節約した原状回復費の合計は数百万円になっている。

道具を揃える初期費用は2〜3万円。1回の原状回復で元が取れる。興味のある大家さんはまず1部屋試してみてほしい。

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